日本には数多くのエンターテインメント施設が点在をしており、世界屈指の娯楽大国とも称されているほどです。1950年に名古屋市で誕生したパチンコもそのひとつに分類をされており、現在では若い方だけでなく高齢者の間でも根強いファンが存在しています。駅前や郊外に大きな店舗を構えており、さまざまなコンテンツをモチーフにした筐体が設置をされているのが特徴です。以前であれば遊ぶだけの施設という立ち位置でしたが、現在ではあるサービスを実施してさらなる利用者の開拓に努められるようになりました。

ここでは簡単に、現代のパチンコ店で実施をされているサービスに焦点をあてていきましょう。それは健康増進サービスというもので、健康経営施設という側面を持ち合わせていることです。大手パチンコ店では2011年から各地に点在している自社の店舗の一角に看護師を常駐させて、血圧はもちろんのこと血糖値の測定や健康相談にも応じられています。なぜ娯楽施設で健康経営にも着手をされたのでしょうか。

その理由は、2010年に制定をされた健康増進法に起因をしています。健康増進法では全国民の健康寿命の向上を目指されており、普段検診を受けていない方に対しても積極的にアプローチをしようとしました。その結果、娯楽施設にも健康経営を提案され、雇用する専門スタッフ・導入する機材・維持管理などに所定の補助金を支給してサポートをされるようになったというわけです。

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